2015年8月6日(木)に、西蒲原高等職業訓練校において、JBN新潟支部 にいがた木造建築協会が主催する「改正省エネ基準 基礎/演習セミナーを開催いたしました。工務店様、建築設計事務所様、材木店様など、20名以上のご参加をいただきました。
まずは、にいがた木造建築協会会長 近藤 進氏からのあいさつで、「これからは、職人がどんどん減ってくる時代になる。当協会で技術の継承に努め、大工の育成のために力になりたい。」と熱を込めて語りました。
セミナーに入る前に、新潟県の地域振興局の方から、越後杉ブランド認証材を活用した「ふるさと越後の家づくり事業」と「ふるさと住宅ポイント事業」について説明いただきました。まだまだ、この事業を使った補助金の利用が少ないので、もっと広めていきたいそうです。
改正省エネ基準のセミナーでは、
・断熱等性能等級4・・・計算して仕様を決定する「外皮の性能基準」、あらかじめ設定された仕様から選択する「外皮の仕様基準」
・一次エネルギー消費量等級・・・算定プログラム
・簡単な真四角の住宅をモデルとした「モデルプラン演習」
を、住宅金融支援機構から派遣された講師の方から、みっちりと説明がありました。
2015年2月の同様の演習セミナーのときとは違い、皆様は勉強してきたようで、活発なQ&Aが交わされました。2020年から、戸建て住宅にも義務化が予想される改正省エネ基準だけに、レベル向上に取り組み、あっと言う間の3時間でした。
改正省エネ基準や、断熱等性能等級4,一次エネルギー消費量等級について、詳しくお知りになりたい方は、お気軽に、にいがた木造建築協会までお問い合わせ下さい。 → にいがた木造建築協会