地域型住宅グリーン化事業のセミナーを開催しました

 2015年5月21日(木)に、西蒲原郡職業訓練校において、JBN新潟支部 にいがた木造建築協会が主催する「地域型住宅グリーン化事業」のセミナーが開催されました。にいがた木造建築協会の会員を中心に、約20名の工務店に参加いただきました。

地域型住宅グリーン化事業のセミナーの様子

地域型住宅グリーン化事業のセミナーの様子

去年も同じような事業があったと思う方も多いと思います。

平成26年度の「地域型住宅ブランド化事業」・・・ 木造長期優良住宅の促進

平成27年度の「地域型住宅グリーン化事業」・・・ 環境負荷の低減を図ることを目的とし、住宅の省エネルギー化に向けた技術力の向上

このあたりが、事業の趣旨をしての大きな違いです。

 そのため、グリーン化事業においては、補助金対象の住宅が今までの「長期優良住宅」に加えて、「認定低炭素住宅」、「ゼロ・エネルギー住宅」も加わりました。

 ※非住宅もあるのですが、今回は主に住宅についての内容をアップしています。

長期優良住宅 ・・・ 最大100万円
認定低炭素住宅 ・・・ 最大100万円
ゼロ・エネルギー住宅 ・・・ 最大165万円

の補助金額となります。やはり、この金額はインパクトあります!

さらに、地域材を主要構造部の過半に使用すると、加算額20万円となります。これを使わない手はないですね。
ちなみに、主要構造部とは、土台、柱、梁・桁です。

 

セミナーでは、平成25年省エネルギー基準(H25年ですが、今一番新しい基準です)の内容、長期優良住宅・低炭素住宅・ゼロ・エネルギー住宅のスペックをどうしたらいいのか、どのようにこれらの住宅を証明してもらうのか(つまり、適合しているという証明書をもらうこと)を学びました。

3時間にわたる長丁場のセミナーでしたが、皆さん熱心にかぶりついて勉強していました。

 

長期優良住宅、認定低炭素住宅、ゼロ・エネルギー住宅やグリーン化事業について、詳しく知りたい方はにいがた木造建築協会までお問い合わせ下さい。